計器 A と 計器 B を並列接続した場合、内部電源 Es がお互いに干渉するのを防ぐため、スイッチングの意味でダイオード接続例を説明しました。
しかし、計器 A と計器 B が同じ場合に内部電源 Es の値がおなじになり、ダイオードには電流が流れない=計器 B が接続されていないと同じです。
ダイオードには順方向電圧降下があり、アノード・カソード間は 0.5 ~ 0.8V 以上の電位差がないと電流が流れません。
当該回路の場合、測温抵抗体の抵抗値が 100 Ω。測温抵抗体に流す電流が 1mA と小さく測温抵抗体の両端には 0.1V 程度の電圧しか発生しないので
ダイオードは通電しません。測温抵抗体をダイオードで切り替えるのは無理です。説明でご不明点があれば、FA 屋の掲示板にアップをお願いします。
投稿日 | 2018/07/12 (Thu.) |
更新日 | |